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東大模試・京大模試で高得点を取るには全国トップレベルへの+1

東大模試・京大模試上位レベルの学力へのもう1ステップ

★東大模試や京大模試は東大理三・京大医志望者の登竜門ともいえる模試です。これらの模試の結果が東大理三・京大医を受験すべきかどうかの最も信頼性のある指標となります。一般的には二次判定でB判定ライン(全国100位程度)を超えていることが出願の目安となります。実際にはこのラインをきちんと超えることは並大抵の努力では実現困難ですが、数学の点数を安定させることで随分とそのハードルは下がります。
ここでは東大模試や京大模試の数学で高得点を取るための方法について追求し、アドバイスとしてまとめてみました。是非ともご参照ください。


★重要事項1:東大模試・京大模試の過去問(実戦・オープン)を徹底的に演習していく

※東大模試・京大模試で高得点を取るためには、過去にどういった問題が出題されてきたか、実際に時間をはかって解くことを通してしっかりと把握しておくことが何より重要です。また、演習の際は採点基準についても必ず参照するようにし、部分点を得るためにはどのような留意事項があるか各々事前に確認しておいてください。模試の採点は難問を除き概ね厳密に行われているため、漫然と答案を書くだけでは完答したつもりでも思わぬ低得点に終わることになります。


★重要事項2:問題の取捨選択を正しく行える様にする

※特に東大模試や京大模試といった最高峰の模試ともなると、この事項をしっかり頭に入れておくだけで偏差値・順位が全く違ってきます。東大模試・京大模試といえども、全問題の半数程度は標準〜応用問題であり、これらは確実に得点しておく必要があります。一方で、極めて深い考察や緻密な論証が必要ないわゆる難問もおそらく1題は含まれます。このような問題はいくら時間をかけて考えても結論に至ることができる保証はなく、仮に時間をかけて完全な答案を仕上げたつもりになっても論証の不備などで思わぬ大減点をされる場合が非常に多いです。答案の返却を受けて、いっそのこと他の「標準〜やや難レベル」の大問に時間をかけた方が遥かに高い点数が出ていたという現実に落胆することになります。
そこでそのような問題に対しては初めからまともに取り合わず、いわゆる「捨て問」として扱います。
すなわちコストパフォーマンスの圧倒的に悪い問題に対し、「完全無視」・「部分点だけ確保してあとは無視」・「1番最後に回す」といった「仕分け」を確実にこなせるようにします。「難問はほとんど誰も解けない」ということは厳然たる事実ですし、そのように割り切って考えることは極めて重要です。
もちろんそのためには、どういった種類の問題がコストパフォーマンスが良いか・悪いかについて日常学習を通じてあらかじめ把握しておく必要があります。