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センター対策センター試験に関する各科目のノウハウをまとめました

センター試験で高得点を取るための各科目の学習法

★2012年度のセンター試験の受験者総数は前年度から数万人増加し、50万人を優に超えました。センター利用入試を導入する私立大学・学部が近年大幅に増加してきていることもあり、少子化の動きに関係なく今後も受験者は年々増加していくことでしょう。私立医学部専願の受験生の方々にとっても近年センター試験の利用価値が増してきているのに伴い、その対策の必要性を身近なものに感じておられるはずです。

センター試験は各科目において、全受験者の平均点が6割に収束するように、意識的に作問が為されます(ただし、このラインはあくまで努力目標です、詳細は後述します)。この平均点は多くの国公立・私立大の二次試験の予想平均点と比較すれば破格に高く、この点がまさにセンター試験が相対的にカンタン・対策がし易いと一般に論じられる理由となっています。
しかし、この点を根拠に「理系科目と英語なら二次対策を徹底していればセンター対策は不要」と自らのセンター得点力を過大評価してしまう受験生が極めて多いです。もちろんこれはあながち間違った考えではありません。選択式の試験と記述式の試験とでは完全な正答を得るのに要求される思考力や仕事量が全く異なりますし、その点で“完全に理解していなくても正答出来うる”センター試験において、ある程度まとまった得点を得ることは正しいプロセスで二次対策を行ってきた受験生にとっては容易でしょう。しかしながら医学部受験生に必要とされるセンター得点率は例年9割前後、二次力をもって逆転が可能な受験生でも85%を割ると厳しいという現実、および各科目数問ミスをするだけで容易にこのボーダーラインを割ってしまうという事実を直視しましょう。二次力の“貯金”のみで確実に総合点9割突破を達成するということがいかに心許ないかが分かるのではないでしょうか。

センター試験は出題範囲が国公立私立の筆記試験と比較して狭い上に、その出題内容についても例年決まった傾向が顕著にみられます。よってセンター試験において特に出題されやすい事項に重点をおいた学習を意識して実践し、さらに本試験問題やマーク模試を中心とした演習を積み重ねておくことにより、本番での高得点が十分に可能となります。「二次力は全然駄目だがセンター形式では高得点」というのはしばしば見られるケースですが、これは視点を変えるとセンター対策に絞った(適切な)学習法には即効性があるということなのでしょう。

このページではセンター試験において順当に高得点を取るという目的にのみ焦点を絞り、二次対策との兼ね合いも考えつつ、どうすれば最も効率的にその目標へと至ることができるかを、各科目について詳細に解説していきます。


★センター試験の概要・まとめ

◎科目別センター対策

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