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市販の参考書・問題集レビューHEADLINE

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★導入書・理解補助用教材








★入試標準レベル問題集(標準〜中上級)

●重要問題集(数研出版)
長年受験化学における標準レベルの定番問題集として愛用され続けてきた教材です。

●化学入試の核心(Z会出版)

頻出の標準問題を厳選して100題にまとめた問題集で解説がとても分かりやすくなっております。標準問題だけをざっと総ざらいするという用途には適切な教材といえますが、それよりもやや難しい問題あるいは細部にまで行き渡った演習を行いたいとなれば、少々物足りないかと思います。

●化学標準問題精講(旺文社)

多くの受験生にとって盲点となるような、入試で差がつく中上級レベルの問題を収録した問題集です。

●理系標準問題集化学(駿台文庫)
重要問題集よりも本格的入試問題の割合が高い分難度が高く、中上級レベルの問題集と言えます。京大形式の問題(過去問含む)が満載です。網羅性に関しても申し分ないため第3段階の学習のメイン教材として検討する価値は十分にありますが、解説が決して親切とは言えず(生物版はその点問題無いのですが・・・)、自学自習で使用するのはやめた方が賢明です。

●新・化学入門問題演習(駿台文庫)
【理系標準問題集化学】より若干難易度は控えめで、【重要問題集】くらいです。解説は【理系標準問題集化学】より多少は分かりやすく、独学でも使用可能です。しかし、時代の新鋭である【化学T・Uの新標準演習】を差し置いてこちらの教材を選択すべき理由は全く見当たりません。網羅性・問題の質から表紙・紙面の美しさに至るまで全ての面で新標準演習に劣ります。


★ハイレベル教科書・参照用教材

●新理系の化学<上>・<下>(駿台文庫)
大学レベルの内容にまで敢えて踏み込んで、化学を完全に理解したいという超トップ層受験生のための参考書です。内容としては完全に大学教養の教科書レベルで、難易度・題材ともに受験レベルを完全に逸脱しております。
ただし、駿台全国・東大実践模試・京大実践模試の出題のネタとしてこの教材の項目が頻繁に使われていますので、入試レベルに近い題材をピックアップして読み込んでいくとズバリ的中するかもしれません。

●原点からの化学/化学の発想法(石川正明著・駿台文庫)
著者曰く「新理系の化学」の内容が難しすぎる場合にその橋渡しの役目をしてくれる参考書だそうです。確かに新理系の化学よりは断然分かりやすいですが、それでも