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志望校決定のポイントいかに第一志望を選択するか

志望校を絞り込む判断基準

★志望校を決定する判断基準は受験生により様々です。
ここでは何を最優先とするかという価値基準について受験生が考え得る7つのケースに分類し、そのメリットとデメリットについて考察しています。ただし、価値観は人それぞれであり、他人が強制することではないという持論から「こうすべき・すべきでない」といったアドバイスはここでは一切加えておりません。
あくまで客観的事実としてのメリット・デメリットについて解説するに留めておりますので、最終的には自己責任において進路を決定して下さい。


1:学生生活の快適さを優先し、都市部の医学部
※医学生になったら出来る限りは遊び倒したいという願望は多くの受験生が持っていることでしょう。そのこと自体が受験勉強の最大のモチベーションになっているケースも非常に多く見られます。そうなると、娯楽の多い都市部に住みたい、したがって都市部の医学部を第一志望とするという流れになります。
しかし、都市部の大学は例年受験生が集まり、ハイレベルな争いとなります。東京在住の受験生となると

2:研究分野を重視し、特定の大学医学部のみの専願
※こういった大学は、偏差値も高い傾向にあります。

3:受験を早く終わらせることを最優先し、少しでも合格可能性の高い医学部
※1年でも早く医師になるという熱意のある受験生の多くは、行ける所ならどこへでもという思いを持っているため、合格の期待値もその分高くなる傾向にあります。

4:経済的理由により、自宅から通える出身県(都・府)内の大学
※これは各家庭の事情に拠りますのであまり口出しすべきことではないかもしれませんが、もしその大学があなたが本意とする大学ではなく、他に強く志望する医学部があるのならば、あなた自身の意思を優先すべきではないかと思います(あくまで学力的な問題が無い場合です)。現在様々な自治体や団体が大学生の勉学を奨励すべく奨学金を出しており、貸与を受けることにより生活費や学費くらいであればきちんと賄えますので、ご両親の負担はゼロとなるはずです。

5:学力的ステイタスを得たいという理由から、理三などの超難関医学部
※単純に高いハードルに挑戦したいという好奇心や学力的ステータスを手に入れ自尊心を満たしたいという思いから東大理三や京大医といった超難関医学部を専願する受験生が毎年一定数存在します。

6:センター試験の結果やその年の受験生の動向により戦略的に決定する
※一応の志望校はあるものの、センター試験の結果により柔軟に出願校を変えて合格の期待値を上げていく戦略です。

7:その他、個人的な事情から特定の大学を専願する
※その理由は人それぞれです。親しい知り合いがその地にいるからといった生活面での問題や、サーフィンやスキーといったレジャーを身近に楽しみたいから、特産物を思う存分食べたいから、温泉が好きだからといった趣味の領域まで多岐に及び想像し尽くすことは不可能です。
そのような事情・理由で大学を選択することは、モチベーションに直結することも多いため結構なことだと思います。